中学校教師の息子として生を受けた大学生の思想

僕が思うこと、つまり凡人の考えを書きます。

Level19:今日のワイドナショーを観た感想を一生懸命書きました

 

 

皆様

 

おはようございます。

さんごちゃんです。

 

今朝のワイドナショーを観て、いろいろ思うところがあったので書きたいと思います。

つたない文章ですが、ご容赦ください。

 

先週のワイドナショーでの、NGT48山口真帆さんが暴行を受けた話で、松本人志さんが指原莉乃さんに向けておっしゃった「お得意の身体を使って」という発言が世間を賑わせた話題からスタートです。

まぁ番組としては取り扱わない訳にはいかないですよね。

 

まず、なぜカットしなかったのかという疑問について。

松本さん曰く、「カットしてくれと言えばその要望は通ったはず。それをしなかったのはスベッてたから。スベッたのにカットしてくれとは言えなかった」そうです。

え??カットって演者の判断なんだ。制作者側の判断じゃないんだ。

最初にそう思いました。

あれ、おかしいぞ。以前のワイドナショーで松本さんは「先週の『ジャンクスポーツなんて一番観たらダメな番組』という発言がカットされてた。なぜそこをカットするのか」という文句を言っていました。ということは、編集でカットするのかどうかは制作者の判断じゃないの?今は違うっていうこと?

よくわからないです。今現在は演者の判断だということですかね。

仮に、放送でどこを使うかどこをカットするかを制作者の判断で行うんだとしたら、考えられるのは2通り。

1、制作側と世間(主にネット)の感覚がズレまくっている。

2、松本さんを炎上させるためにわざとカットしなかった

のどちらかですよね。僕はそう思います。

どっちにしてもヤバくね??

(すみません、「僕の発言をカットせずに使うという暗黙の了解がある」というところを無視していました。申し訳ありません。ま、そうだとしても、、、と思いますが)

 

次に山里さんの「視聴者がそうやって文句をつけるのに、最近のテレビは守りに入っていると言う。自分で自分の首を絞めているよう」という発言について。

これは、僕としては最悪の発言だと思います。論点ズレまくり。

まず、ここ1年に「テレビ面白くない。守りに入ってる」という感想を聞きましたか?この発言は、めちゃイケが終わる1,2年前にはよく言われていた意見です。YouTubeの方が面白いどうのこうの。ですが、ここ数年は、特に2018年はもはやそういう意見すら一般人から出てないと思います。むしろ逆で、水曜日のダウンタウンの企画が過激すぎるなどの話題が多かったはずです。

この山里さんの発言がなぜ質が悪いかというと、論点を大きくズラしているからです。

この騒動は松本さんが女性に対してセクハラ発言をしたことが問題だと言われているわけです。つまり、性差というものが根底にある問題なわけです。それを、現在のテレビを取り巻く環境の話に繋げるのは悪質な論点ズラシです。

また、さらに元を正すと、これはNGT48山口真帆が他メンバーと結託した男に暴行を受けたという事件の話題だったはず。それが見事に、『松本人志の発言はアリかナシか』という話題に変わっています。実際、今日のワイドナショーでNGTの話は出てきていません。

本来であれば、NGTの支配人が異動になった話とか、発展させて小栗旬さんが「俳優労働組合」を作ろうとしている話など、そういう話題に触れるべきだと思うんですよ。

なぜならワイドナショーは、ワイドショーとバラエティが融合した番組だから。ワイドショーとしての側面があるのであれば、きっちりとしてほしいものです。

 

次に、古市さんが松本さんと一緒に批判されていることについて。

僕は、先週の古市さんに何も問題はなかったと思います。

古市さんは「指原さんがトップに立てばいいじゃないですか」と発言しただけです。その発言に乗っかって松本さんが「お得意の身体を使って」と言ったのです。

実際、指原さんが運営側のトップに立つというのは素敵だと思います。アイドル、特に48グループはバラエティ色が強いので、現在大活躍している指原さんが裏方に回れば、もっと活躍できるメンバーが増えると思います。実現するかどうかは知らないですけどね。

古市さんは別に悪くないよ。

 

もっと言いたいことはあるのですが、最後に1つ。

松本さんの「信頼関係があっても、そういう発言は許されなくなってきたのかなぁ」という発言について。

もうね、これも論点がズレてるんですよ。山里さんの発言と同じ方向性のズレ方です。

松本さん、以前Twitterに書いてたじゃないですか。「テレビで腹痛くなるくらい笑わせたいやん。それが幼いころの人志少年の夢やったから」って。

そうなのであれば、視聴者が何で笑うかをしっかり把握するべきです。何に引っかかるのか、何を不愉快だと思うのかを勉強するべきです。

スーパーマラドーナの武智さんととろサーモンの久保田さんに向けての発言をそのままお借りするならば、松本さんは「勉強不足だし、勉強不足だということも勉強不足」です。

信頼関係というのは、外野はわからないんですよ。視聴者は、画面の向こうから信頼関係を感じ取るしかないんです。今回は、それが感じられなかったことが、炎上の1つの原因だと思います。

例えば、ゴッドタンで劇団ひとりさんとキンコン西野さんがバトルするという企画があります。

劇団ひとりさんが西野さんにバトルをふっかけて、西野さんが酷い目に合う企画です。

確かに西野さんは、劇団ひとりさんに乗せられて、アナルを貫かれたり服を破かれたり髪を切ったりしています。

酷いじゃないですか。でも面白いし視聴者は安心して観ていられるんですよ。なぜかというと、劇団ひとりさんも同じ目に合っているからです。何なら、自分でさらに追い込んでいます。劇団ひとりさん、自分のアナルに突っ込んだ指舐めてましたからね。

お互いが同じ程度ボロボロになることで、視聴者は信頼関係を感じ取っているのです。

松本さんと指原さんのやり取りは、一方的だったから受け入れられなかったのです。

 

以上、ザックリになりますが今日のワイドナショーを観た感想です。

自分で言うのはダサいですが、わりと頑張って書きました。

読んでいただけると幸いです。

 

それでは。

 

ばいちゃ。