Level12:ノーベル賞とキズナアイ(その1)
皆様
こんにちは。
さんごちゃんです。
ノーベル医学・生理学賞を!!
京大名誉教授の本庶佑先生が受賞されました!!!
すごい!!!!!
素人ではスゴイ以外の感想が出てこない!!!
やっぱ京大ってすごいですね~~~
さすがです。
国民病とまで言われる癌の免疫薬
「オプジーボ」の開発につながる発見をしたということで
今回受賞されました。
何人もの癌患者を救ってきたということで、
受賞に値することは疑う余地がないでしょう。
そして。。。。
僕がめちゃくちゃ嬉しかったのは、記者会見での教授の発言です。
『1億円を10人にやって可能性を追求した方が、ライフサイエンスは希望が持てる』
基礎研究の投資をしなければならない。
ということです。
日本は基礎研究の研究費がどんどん削られている。
そんな主張をよく聞きます。
↓ このPDFを読んでみてください。↓
http://www.meti.go.jp/policy/economy/gijutsu_kakushin/tech_research/aohon/a17_3_1.pdf
経済産業省が出している、日本の研究開発費総額の推移でデータです。
うん、額はゆるやかに減少してますね。
中国はちかっぱ増加してます。
アメリカは流石ですね。世界トップです。
(上PDF1、2ページ参照)
政府の負担の割合は~~?
うん、なるほど。
日本がダントツのワーストですね。
(5ページ参照)
研究者1人あたりの研究費は?
おや意外、これは日本上昇してますね。
(7ページ参照)
研究主体別研究費支出割合は~~??
これですね。おそらく、問題となっているのはこの項目だと思います。
違ったらゴメンね。
大学等の割合が非常に低いですね。
欧米諸国と比べると特にです。
(9ページ参照)
『大学への研究費投資が少ない』
さらに見てみましょう。
基礎研究への投資は11.9%
応用研究への投資は19.9%
開発研究への投資は63.7%
(18ページ参照)
『基礎研究への割合が少ない』
ふむ。。。なるほど。。。。
大学と基礎研究への割合が少ないです。
これはいかんですね。
先日、V6の特番で中学生が
「基礎研究の費用を増やして」
と叫んで、ネットでは称賛を浴びていましたが
中学生とノーベル賞受賞博士が同じことを主張するって
よっぽどなんでしょうね。
研究費削減がだれの目から見ても明らかっていうことでしょう。
僕、T大学の応用理工っていうところに所属しているんですけど
やっていることは基礎研究です。
名前に応用ってついてますけどね。
主に半導体・金属などの基礎研究をやっています。
なので、少しは大学の状況がわかるのですが。。。
確かに企業などに比べると研究費はカツカツですね。
うちの大学はまだお金もってる方だとは思いますが。
昔に比べるとめっちゃ減ったらしいですね。
基礎研究をしない国に未来はない。
と、個人的には思うんですが、どうなんでしょう。
他にもっと遣わなきゃいけないんですかね。
続く。。。